- 倒産経験者だからこそお伝えできることがあります。
- 倒産をする時の従業員の解雇には注意が必要でした。
- 倒産にともなう従業員の解雇で悩んでいました。
- 倒産にともなう事業停止時にどのように従業員を解雇したら良いかで悩んでいました。
- いつ従業員に解雇を通知するべきかで悩んでいました。
- 従業員に解雇予告通知を1か月以上前に通知するべきかで悩んでいました。
- 従業員に解雇予告通知を1か月以上前に通知した時には倒産(事業停止)情報が債権者に知れ渡ってしまうので悩んでいました。
- 倒産時に従業員とトラブルにならない解雇の仕方があれば教えて下さい。
- 債権者に倒産(事業停止)情報を知られない従業員の解雇の仕方があれば教えて下さい。
お伝えをしたいこと
- 従業員の解雇の仕方には2つの方法があります。
- ①事業停止の1か月以上前に解雇予告通知を行い、そのうえで事業停止時に解雇通知と当月給料を渡して解雇する方法です。
- ②事業停止の当日に解雇通知と当月給料+解雇手当を渡して解雇する方法です。
- 従業員の解雇の仕方は①または②の選択になります。
お教えをしたいこと
- ①の解雇の場合、1か月以上前に解雇予告通知を従業員に渡すことから債権者に事業停止(倒産)の情報が知れ渡ることになります。
- 債権者に事業停止(倒産)の情報が知れ渡ることに差支えがある場合、この解雇の仕方は適当ではありません。
- ②の解雇の場合、事業停止日に従業員に解雇通知を渡すことになりますので事前に債権者に事業停止(倒産)の情報が知れ渡ることはありません。
- ただし当月給料の他に解雇手当が必要になりますのでその資金の準備が必要になります。
私の教訓
- 債権者に事業停止(倒産)の情報が知れ渡ると債権者からの取立が起こるため、迷わずに②の解雇の仕方を選択するべきでした。
- 迷わずに事業停止(倒産)時に従業員に解雇通知渡す方法を取るべきでした。
- 事前に当月給料と解雇手当の準備をしておく必要があることも知っておくべきでした。
- 事前に雇用保険被保険者資格喪失届と社会保険資格喪失届の準備をしておく必要があることも知っておくべきでした。
- 従業員の解雇の仕方と解雇の準備を知っていれば従業員の解雇で苦労をせずに済みました。
*YTOは従業員の解雇手続きの不安の軽減を支援します。
*YTOは解雇にともなう債権者とのトラブルの軽減を支援します。