<相談概要>
- 倒産直前に不適切な貸出取引(手形貸付)をしていました。
- ⇒倒産直前の資金不足から不適切な売掛金引当額で貸出取引(手形貸付)をしていました。
- ⇒倒産直前の資金不足から不適切な売掛金引当期日で貸出取引(手形貸付)をしていました。
- 倒産直前の不適切な貸出取引(手形貸付)にどう対処したらいいかで悩んでいます。
- 倒産直前の不適切な貸出取引(手形貸付)が破産手続きで問題になりそうで心配です。
- ⇒資産目録の売掛金リストにより、破産管財人から「不適切な売掛金引当額での貸出取引(手形貸付)である」と指摘されそうで不安です。
- ⇒資産目録の売掛金リストにより、破産管財人から「不適切な売掛金引当期日での貸出取引(手形貸付)である」と指摘されそうで不安です。
<解決方法>
- 倒産直前の貸出取引(手形貸付)の、引当金額の状況を確認しました。
- 倒産直前の貸出取引(手形貸付)の、引当金額の虚偽報告状況を確認しました。
- 倒産直前の貸出取引(手形取引)の、引当期日の状況を確認しました。
- 倒産直前の貸出取引(手形貸付)の、引当期日の虚偽報告状況を確認しました。
- 上記の確認から「不適切な貸出取引(手形貸付)に当たるか否か?」を確認しました。
<依頼者の声>
- 倒産直前に引当の売掛金がなかった訳ではありませんでした。
- 引当の売掛金額を貸出取引(手形貸付)に都合がよくなるよう高額に報告していました。
- 引当の売掛金回収期日を貸出取引(手形貸付)に都合がよくなるよう実際の回収期日よりも遅い期日で報告していました。
- 虚偽の報告による貸出取引(手形貸付)を正直に破産管財人に報告しました。
- 破産管財人から叱られましたが、正直に報告をしたことで大きな問題にならずに済みました。