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福岡県(卸売業):負債6億円の解決事例

<相談の概要>

大手量販店からの仕入価格引き下げ要請により粗利益が激減しました。
直販店の販売不振により売上が激減しました。
製品不良のリコールにより2000万円の損失が発生しました。
売上・粗利益が激減する中、取引銀行から新規融資を断られました。
取引銀行から返済猶予の手続きを進められていますが、返済猶予の手続きを取っても月支払金がショートしてしまいます。
2ケ月先には手形が不渡りになることが確実です。
手形が不渡りになれば仕入が止まり倒産状態(事業停止状態)となります。
租税公課の未納もあり役所から差押えの告知も受けています。
手元に資金があるうちの2ケ月以内に倒産準備をした方がよいと思います。
倒産準備の方法を教えて下さい。

<解決の方法>

2ケ月間にキャッシュアウトをしない方法をお教えし、倒産手続き費用を確保することから倒産準備を始めました。
キャッシュアウト対策として以下を講じました。

  • 返済猶予の手続きを行うことで銀行の借入返済を一時的に停止させました。
  • 租税公課の差押えを受けないように対策を講じました。
  • 仕入先債権者からの未払金取立を受けないように対策を講じました。
  • 手形・小切手が当面不渡りにならないように手続きを講じました。

キャッシュアウトをしない手立てを取ったうえで倒産手続きの準備(倒産手続き書類作成準備・倒産手続き資料作成準備)等を1ケ月半で完了させました。

<依頼者の声>

2ケ月間キャッシュアウトさせなかったことで倒産手続き費用を確保することができました。
銀行の返済の苦労・租税公課の差押えの心配・債権者からの取立の恐怖心もなく倒産手続きを完了させることができました。

 

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