倒産経験者だからこそお伝えできることがあります。
倒産手続きの手順と倒産手続きの準備の仕方を知っておくべきでした。
倒産手続きの手順と倒産手続きの準備の仕方を知っていれば、破産申立・免責申立までの期間をかなり短縮することができました。結果的に費用もかなり安くすることができました。
倒産手続きの手順は以下の流れで進みます。
- 弁護士に相談
- 弁護士と委任契約(倒産手続き費用の支払)
- 弁護士から受任通知の発送
- 破産申立・免責申立
- 破産管財人との面談
- 事業所等の閉鎖、撤去、明け渡し等の作業
- 債権者集会
- 廃止決定・免責許可(この時点で倒産手続きが完了します。)
倒産手続きの準備の方法は以下となります。
- 「倒産手続きの手順1~3」の準備
・債権者の洗い出し作業
・資産の洗い出し作業
・債権者、資産を証明する資料の準備
・倒産手続き費用の準備
- 「倒産手続き4」の準備
・破産申立、免責申立に必要な資料の準備
- 「倒産手続き5~6」の準備
・免責不許可事由がないことを証明する準備
・速やかに閉鎖、撤去、明け渡しができるようにする準備
・破産管財人の調査を速やかに進めるための準備
- 「倒産手続き7」の準備
・債権者集会が紛糾しないようにする準備
お伝えをしたいこと
倒産手続きの手順を知っていれば、倒産手続き費用・倒産後の家族の生活費を捻出する時期が明確になります。
倒産手続きの準備の仕方を知っていれば、破産申立・免責申立までの期間を短縮させる準備ができます。
破産申立・免責申立までの期間を短縮させる準備と同時に、倒産手続き費用・倒産後の家族の生活費を捻出する準備ができます。
お教えをしたいこと
倒産手続きの手順を知っておかないと、倒産手続きの破産申立・免責申立までに必要以上に時間がかかることとなります。
弁護士に相談をしてから破産申立・免責申立までの期間が6ケ月~1年近くかかってしまうことも稀ではありません。
倒産手続きの準備の仕方を知っておかないと、倒産手続き費用・倒産後の家族の生活費の捻出ができなくなります。
弁護士に相談をする前に、倒産手続き費用・倒産後の家族の生活費の準備をしておくことが重要です。
弁護士に相談した後は、個人の都合は聞き入れられません。
私の教訓
* 倒産手続きの手順を知っておくべきでした。
* 倒産手続きの準備の仕方を知っておくべきでした。
*「倒産手続きの手順」を知ったうえで「倒産手続きの準備」は自分で行うべきでした。
* 弁護士に相談してから準備をしたので弁護士のペースで準備が進み、時間がかなりかかりました。費用もかなりかかりました。
*「倒産手続きの手順」と「倒産手続きの準備の仕方」を知っていれば、費用の捻出はもっと楽にできました。