倒産経験者だからこそお伝えできることがあります。
倒産の決断はもっと早くするべきでした。
銀行からの取り立て。債権者(取引先)からの取り立てで、
非常に苦労をしました。
取り立ての対応。いつも支払の金策の繰り返しでした。
売掛金の回収。即、支払でした。
売掛金の回収ができても手元には残りません。
残らないどころか、自己資金の充当の繰り返しでした。
借入金で借入の返済をするまでになっていました。
「会社を守らなければ」「従業員を守らなければ」の一心で
支払の対応に追われる日々でした。
この繰り返しでは、資金は全く手元に残りません。
自己資金も底をつきました。
手元に資金があるうちに倒産の決断をするべきでした。
お伝えをしたいこと
① 手元に資金があるうちに倒産の決断をして下さい。
手元に資金がなければ、「破産申立予納金」「弁護士費用」「弁護士実費」等の
倒産手続き費用の支払ができません。
支払ができなければ、「破産申立・免責申立」はできません。
② 倒産手続き費用は自己資金以外の資金充当でもかまいません。
倒産手続き費用は、その調達先が明らかであればかまいません。
倒産手続き費用は、売掛金の回収資金でも合法的であればかまいません。
お教えをしたいこと
① 倒産の決断をしなければならない時期をお教えします。
② 合法的な倒産手続き費用の準備の仕方をお教えします。
③ 取り立て先への合法的な対応の仕方をお教えします。
私の教訓
* 手元に資金があるうちに倒産の決断をするべきでした。
* 手元に資金があるうちに倒産の決断をしていれば、こんなに苦しい思いをせずに済みました。