倒産経験者だからこそお伝えできることがあります。
売掛金を全額差押えられてしまいました。
役所での対応が失敗でした。
租税公課の未納が800万円超にまで膨らんでしまいました。
租税公課の支払いができなくなってしまいました。
租税公課の支払いをすると給料の支払いができませんでした。
租税公課の支払いをすると買掛金の支払いができませんでした。
分割で支払いをするように役所と約束をしていましたが分割での支払いもできない状況になっていました。
分割での支払いの猶予を役所にお願いすることとなりました。
役所からは分割での支払を遵守するように強く求められました。
ここでの対応が失敗でした。
役所から強い姿勢で対処をされた為、つい分割での支払いの猶予をお願いできなければ「倒産してしまう」と言ってしまいました。
この「倒産してしまう」と言った直後に売掛金を差押えられてしまいました。
お伝えをしたいこと
租税公課はできる限り支払うべきです。
分割での支払いに役所は応じてくれます。
支払いのできる無理のない分割支払いをお願いして下さい。
但し、役所は分割支払いをたがえると強い姿勢で対処をしてきます。
強い姿勢での対処とは差押えを意味します。
役所は売掛金の差押えから始めますので注意が必要です。
役所は調査権限により取引銀行の取引支店口座を確認します。
役所は取引銀行の取引支店口座の入金履歴を確認することで容易に売掛先を割り出します。
割り出した売掛先に債権差押通知書を送付して売掛金を差押えます。
差押えられた売掛金の差押え解除に役所が応じてくれることはありませんので注意をして下さい。
お教えをしたいこと
役所は直ぐに差押えをするわけではありません。
必ず相談には乗ってくれます。
但し、相談により取り決めた分割支払をたがえた時には強い姿勢で対処してきます。
強い姿勢の対処は売掛金の差押えです。
役所が強い姿勢で対処してきた場合、強い姿勢で対処されたら「倒産してしまう」とは絶対に言ってはいけません。
これが「倒産される前に差押えをする」という対処につながってしまいます。
役所は「倒産してしまう」といったとたんに差押えに動きます。
役所に強い姿勢で対処された場合、無意識に「倒産してしまう」と言ってしまいがちですが、絶対に言ってはいけません。
私の教訓
役所から強い姿勢で対処をされても「倒産してしまう」とは絶対に言ってはいけませんでした。
役所は「倒産してしまう」を聞くと売掛金の差押えに動きます。
役所は債権差押通知書を売掛先に送付して売掛金を差押えました。
債権差押通知書を売掛先に送付をされた後は売掛金の差押えを解除することができないことも知りませんでした。
役所に「倒産してしまう」と言ってはいけませんでした。
*YTOは公租公課の支払方を支援します。
*YTOは売掛金等の差押え回避を支援します。