相談内容
倒産直前の手形、小切手の使い方を教えてほしい。
相談の経緯
倒産直前の手形、小切手の使い方をお教えしています。
倒産直前に手形・小切手を振出す場合には注意が必要です。
倒産直前に手形・小切手を振出す時の状況によっては違法行為(免責不許可事由)となります。
手形・小切手を振出す時に代表者が倒産を決意していることが周知のところとなっている場合(従業員・取引先が代表者の倒産の決意を知っている場合)には違法行為となります。
代表者は手形・小切手が不渡りになることを承知のうえで手形・小切手を振出したという判断が下されます。
場合によっては詐欺行為として罰せられることとなります。
しかしながら倒産直前に手形・小切手を振出しても状況によっては違法行為とはなりません。
相談の要点
倒産直前に手形・小切手を振出す時の状況が合法か違法かの判断基準となります。
倒産直前に手形・小切手を振出す時、代表者が倒産を決意していることを従業員・取引先が知っている場合には違法行為となります。
倒産直前に手形・小切手を振出す時、代表者が倒産を決意していることを誰も知らなければ通常の振出しとなります。
倒産直前の手形・小切手の使い方は合法か違法かの判断基準を注意して下さい。合法の使い方であれば通常の振出しです。
違法の使い方であれば免責不許可事由(場合によっては詐欺)となります。
*YTOは倒産直前の手形・小切手の振出しが違法行為とならないようにする支援をします。
*YTOは手形・小切手の使い方を倒産準備の段階から支援します。