退職金請求権とは…
- 労働者が退職金を受け取る権利のことです。
- 会社が倒産しても退職金を受け取る権利は認められます。
- 未払賃金立替払制度の対象者である場合は退職金を国に立て替えてもらえる可能性があります。
退職金請求権について知っておきたいこと
- 会社が倒産した時に退職金請求権にもとづいて未払賃金立替払制度を利用する場合、就業規則や退職金規定などで退職金に関する取り決めが文書化されている必要があります。
YTOからのアドバイス
- 退職金請求権にもとづいて未払賃金立替払制度を利用する場合、以下の条件も確認する必要があります。
- 勤務先が1年以上事業活動を行っていた
- 勤務先が法律上または事実上倒産している
- 倒産した会社(勤務先)をすでに退職している
- 上記を確認できない場合、退職金請求権にもとづいた未払賃金立替払制度による一部の退職金の請求ができなくなります。