相談内容
現在手持ち資金が全くなく困っている。
破産申立に際して必要となる、破産申立予納金(200万円)の準備ができない。
弁護士費用(80万円)の準備ができない。
相談の経緯
破産申立予納金と弁護士費用を支払う為の、手持ち資金がなく資金捻出の支援をしています。
まず、会社の売上金、資産等の確認をしています。
- (6月末の売上入金250万円を確認。)
- (事務所敷金60万円を確認。)
- (生命保険解約返戻金60万円を確認。)
- (その他の資産も確認中です。)
・次に、6月末の支払金額を確認しています。
- (給料支払150万円を確認。)
- (一般支払500万円を確認。)
- (銀行返済120万円を確認。)
当月(6月)の売上金等より、破産申立予納金と弁護士費用を支払うことを予定しています。
当月(6月)の支払770万円の取り扱い方をアドバイスしています。
弁護士との委任契約を7月上旬で予定するように進めています。
相談の要点
会社の売上金、資産等を有効に使用することです。
債権者等への支払は、公平であることが前提です。
(一部の債権者だけに支払うことはNGです。)
弁護士との委任契約後は、相談者の都合で資金を使うことはできません。
弁護士との委任契約後の「生活の準備等」も6月中に進めることが重要です。
(資金は自由に使用できる内に合法的に使うことです。)