取締役とは…
- すべての株式会社に必ず置かなければならない役員です。
- 取締役会非設置会社において、取締役は社内的には会社の業務を執行する役員です。
- 取締役会非設置会社において、取締役は社外的には会社を代表する役員です。
- 倒産した場合、取締役はその責任を負います。
取締役について知っておきたいこと
- 会社を代表する役員としての責任を負うことから、一般的に金融機関から借入をする際には取締役個人がその連帯保証人となります。
- 取締役個人が連帯保証人になっている場合、倒産をすると会社の債務も取締役個人が負うことになります。
- 一般的にこのケースでは取締役個人も破産申立を行います。
YTOからのアドバイス
- 破産申立の直前に取締役を辞任しても、その責任から免れることはできません。
- 一般的に破産申立の2年前までにおける取締役は倒産の責任を負うことになります。
- 破産申立の懸念があるなかで取締役の責任を回避した上で辞任するためには2年以上前に手続きを行う必要があります。
- ただし名前を貸しているだけの取締役で役員報酬を受け取っておらず、借入の連帯保証人にもなっていない場合には破産申立時に責任を負うことはありません。