破産手続廃止決定とは…
- 破産者の債権債務関係の清算が終了する前に破産手続きを終了させることです。
破産手続廃止決定について知っておきたいこと
- 破産手続廃止決定による廃止には①同時廃止・②異時廃止・③同意廃止の3種類があります。
- この3種類の廃止の違いは、破産管財人が債権者集会において債権者に同意を得る場合と同意を得ない場合の違いです。
YTOからのアドバイス
- 負債額が少額で債権者数が少数の場合、①同時廃止による破産手続廃止決定が一般的です。
- この場合の破産手続きは短期間で終結します。
- 負債額が相応の金額(3000万円以上)で債権者数が少数でない場合、②異時廃止・③同意廃止による破産手続廃止決定が一般的です。
- この場合の破産手続きは6か月~1年間ほどかかるのが一般的です。