“債務超過”とは…
- 債務者の負債の総額が資産の総額を超える状況のことです。
- つまり資産を全て売却しても負債を返済しきれない状況のことです。
- 法人が破産(倒産)する原因となります。
- 債務超過は決算書の貸借対照表で判断されます。
“債務超過”について知っておきたいこと
- 金融機関は債務超過を新規貸付が出来ない条件とすることが多いです。
- そのため特別な事情が無い限り貸借対照表が債務超過の状況では新規貸付をしないのが一般的です。
- ただし貸借対照表は事業を継続した時の将来の収益見込みを反映していません。
- 将来の収益見込みがある場合にはその限りではない判断になる場合もあります。
YTOからのアドバイス
- コロナの影響での急激な売上減少による債務超過の場合は一概に債務超過との判断になることはありません。
- コロナ禍での新規貸付(新規融資)を金融機関に要請する場合は将来の収益見込みにもとづいた要請を行うことが必要です。
- ただしコロナ禍に於いては債務超過を理由として新規貸付を断られることがあります。
- 新規貸付を断られて破産(倒産)に追い込まれることがありますので注意が必要です。