<相談の概要>
新規の契約が6ヶ月間ありません。
仕掛かりの工事もなくなり3ヶ月が経過しました。
この先も新規の契約が受注できる見込みがありません。
新規の借入もできない状況になり資金繰りに行き詰まった状況です。
金融機関への借入返済はリスケジュールで凌いでいます。
買掛金の支払が滞っており買掛先に支払猶予のお願いをしてきましたが限界です。
買掛先からは未払い残金請求訴訟も起こされました。
公租公課も未払い状況となっており差押えの通知も受けています。
従業員への給与も2ヶ月分未払い状況となっています。
どうしたらよいか分かりません。
不安で夜も眠れない日々が続いています。
現在まで小口の売掛金の回収資金と個人の預貯金等で凌いできましたが、この先の受注が望めないことから資金繰りは限界となっています。
残された資金で破産申立てができるか教えて下さい。
<解決の方法>
まず公租公課の差押えを回避する手立てを講じました。
未払い残金請求訴訟の対策を講じました。
次に小口の売掛金を全て回収する手立てを講じました。
さらに個人資産(車・保険・有価証券など)の売却等で資金確保を講じました。
買掛先等への支払対策を講じて当面取立が発生しないよう手立てを講じました。
上記の手立てにより、倒産費用と倒産準備の時間を確保することができました。
確保ができた倒産準備の時間は2ヶ月弱でした。
この2ヶ月弱の期間で倒産準備と倒産後の家族の生活の準備を行いました。
<依頼者の声>
2ヶ月弱の期間で倒産準備と倒産後の家族の生活の準備ができるとは思いませんでした。
2ヶ月が経過する前に事業停止することもできました。
支払先・売掛金回収・資産売却・倒産準備・倒産後の家族の生活の準備の5つの対策を順序立ててYTOのスタッフの皆さんが支援してくれました。
YTOの皆さんが支援してくれた2ヶ月間は不思議に不安も小さくなりました。
YTOの皆さんと相談できたことで不安が軽減したのだと思います。