<相談の概要>
大口の取引先の倒産で売上の確保が難しい状況になりました。
新規顧客開拓の努力も功を奏しませんでした。
経費削減・役員報酬の全額カット・従業員の一部リストラも行いました。
金融機関は新規の融資に応じてくれません。
新規で申し込んだ長期融資・短期融資が全て不調となりました。
金融機関は返済猶予の手続きには応じてくれました。
返済猶予の手続きにより月々の返済金額は金利支払のみとなりましたが運転資金不足は解消できませんでした。
先3ヶ月の売上の見込みが立たない状況です。
先3ヶ月の支払の目途が全く立たない状況です。
倒産手続き費用の確保の仕方から教えて下さい。
倒産となった場合、従業員との労働争議が発生する可能性が高いので従業員に対しての対策も教えて下さい。
<解決の方法>
当月・来月・再来月までの売掛金を確実に確保できるよう手続きを講じました。
トラック売却等の資産売却により資金調達を行いました。
支払先には合法的に支払猶予等の申入れをして特定の債権者からの取立が起きないように手続きを講じました。
従業員の給料は支給をして解雇前に労働争議が発生しないようにしました。
事業停止までの期間を2ヶ月と予定して合法的にこの2ヶ月間で倒産手続き費用の確保と倒産後の生活費の確保を進めました。
倒産にともなう従業員の解雇も合法的に事業停止日当日としたことで労働争議も発生することなく解雇できました。
<依頼者の声>
『倒産手続き費用の確保』・『倒産後の生活費の確保』のお金の心配と『従業員解雇』の心配も2ヶ月の予定の中で倒産準備ができたので比較的平穏な気持ちで進めることができました。